春樹 村上 - 1Q84

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1Q84: краткое содержание, описание и аннотация

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 時計の針が十時をまわり、そろそろベッドに入ろうかと思っていたときに、電話のベルが鳴った。小松からだろうと推測したが、受話器をとると年上の人妻のガールフレンドの声が聞こえた。

「ねえ、あまり時間がとれないんだけど、あさっての午後にちょっとだけでもお宅に行っていいかしら」と彼女は言った。

 背後でピアノ音楽が小さく聞こえた。どうやら夫はまだ帰宅していないらしい。いいよ、と天吾は言った。彼女が来れば『空気さなぎ』の改稿作業は一時中断されることになる。しかし声を聞いているうちに、自分が彼女の身体を強く求めていることに、天吾は気づいた。電話を切って台所に行き、ワイルド?ターキーをグラスに注ぎ、流し台の前に立ったままストレートで飲んだ。それからベッドに入り、本を数ページ読み、そして眠った。

 天吾の長い奇妙な日曜日は、そのように終わりを告げた。

第13章 青豆

生まれながらの被害者

 目が覚めたとき、かなり深刻な二日酔いの状態にあることがわかった。青豆が二日酔いになることはまずない。どれだけ飲んでも翌朝は頭がすっきりして、すぐに次の行動に移ることができる。それが自慢だった。しかし今日に限ってはなぜかこめかみが鈍く痙き、意識にうっすらと霞がかかっている。頭のまわりに、鉄の輪でじわじわと締めつけられるような感覚があった。時計の針はもう十時をまわっている。昼に近い朝の光が、針で刺すように目の奥を痛めた。前の通りを走り過ぎていくバイクのエンジン音が、拷問機械のうなりを部屋に響かせた。

 何も身につけない裸で自分のベッドに寝ていたが、どうやってうちまで戻ってきたのか、まったく覚えていない。床の上には昨夜着ていた服がひととおり、乱暴に脱ぎ捨ててあった。どうやら自分でむしり取るように脱いだものらしかった。ショルダーバッグは机の上に載っている。彼女は床に散らばった着衣をまたぐようにして台所まで行き、水道の水をグラスに何杯か続けざまに飲んだ。それから浴室に行って冷たい水で顔を洗い、裸の身体を大きな鏡に映してみた。隅々までじっくりと点検したが、身体には何のあとも残っていない。彼女は安堵の息をついた。よかった。それでも激しいセックスをした翌朝のいつもの感触が、下半身にかすかに残っていた。身体の奥までひっかきまわされたような甘いだるさ。それから肛門にも微かな違和感があることに気がついた。まったくもう、と青豆は思った。そして指先でこめかみを押さえた。あいつら、そっちの方までやったのか。でも悔しいことに何も覚えていない。

 どんよりと白濁した意識を抱えたまま、壁に手をついて熱いシャワーを浴びた。全身を石鹸でごしごしと洗い、昨夜の記憶を——記憶に近い名前のない何かを——身体から消し去った。性器と肛門はとりわけ丹念に洗った。髪も洗った。歯磨きペーストのミント臭に辟易しながら歯を磨き、口の中のもったりとした匂いを消した。それから寝室の床から下着やストッキングをひと揃い拾いあげ、目を背けるようにして洗濯もののかごに放り込んだ。

 テーブルの上のショルダーバッグの中身を点検してみた。財布はちゃんとそこにあった。クレジット?カードも銀行のカードも揃っている。財布の中の金はほとんど減っていない。彼女が昨夜支払った現金は、どうやら帰りのタクシー代だけらしい。バッグの中からなくなっているのは用意しておいたコンドームだけだ。数えてみると四個少なくなっている。四個? 財布の中には折りたたまれたメモ用紙が入っていて、そこには都内の電話番号が書いてあった。しかし誰の電話番号なのか、皆目覚えがない。

 もう一度ベッドに転がるように横になり、昨夜の成り行きについて、思い出せる限りのことを思い出した。あゆみが男たちのテーブルに行って、にこやかに話をつけ、四人で酒を飲み、みんな良い気持ちになった。あとはお決まりのコースだ。近くのシティー?ホテルに部屋を二つ予約する。青豆は取り決めどおり髪の薄い方とセックスをした。あゆみは若い大柄な方をとった。セックスはなかなか悪くなかった。二人で一緒に風呂に入って、それから長い念入りなオーラル?セックス。挿入の前にはコンドームも怠りなくつけた。

 一時間ばかりあとで部屋に電話がかかってきて、これからそちらに行ってもいいかなとあゆみが言った。ちょっとまたみんなで飲もうよ。いいよ、と青豆は言った。少し後であゆみと、彼女の相手の男がやってきた。そしてルームサービスでウィスキーのボトルと氷をとり、四人でそれを飲んだ。

 そのあとのことがうまく思い出せない。もう一度四人になってから、急に酔いがまわったみたいだった。ウィスキーのせいだろうか(青豆は普段はあまりウィスキーを飲まない)、あるいはいつもとは違って男と二人きりではなく、隣りに相棒がいたので、どこか油断する気持ちがあったのだろうか。そのあと相手を交換して、もう一度セックスしたような漠然とした記憶がある。私がベッドで若い方に抱かれて、あゆみは髪の薄い方とソファでやった。たしかそうだった。それから……そのあとは深い霧の中にある。何も思い出せない。まあ、それはいい。思い出せないまま忘れてしまおう。私は羽目をはずして思いきりセックスをしたのだ。それだけのことだ。この先あいつらとまた顔を合わせることもないだろうし。

 でも二度目のとき、コンドームはちゃんとつけたんだろうか? それが青豆の心にかかることだった。こんなつまらないことで妊娠したり、性病をもらったりするわけにはいかない。でもたぶん大丈夫だ。私はどんなにひどく酔っぱらっていても、意識があやふやになっても、そういうところはきちんとしているから。

 今日は何か仕事の予定が入っていたっけ? 仕事はない。今日は土曜日で、仕事は入れていない日だ。いや、違う。そうじゃない。午後三時に麻布の「柳屋敷」に行って、老婦人の筋肉ストレッチングをすることになっている。病院に何かの検査に行かなくてはならないから、金曜日の予定を土曜日に変更してもらえまいか、という連絡が数日前にタマルからあった。そのことをすっかり忘れていた。でも午後の三時までにはあと四時間半余裕がある。そのころまでには頭痛も消えて、意識ももっとはっきりしているはずだ。

 熱いコーヒーを作って、むりやりに何杯も胃の奥に流し込んだ。それから裸にバスローブを羽織っただけのかっこうでベッドに仰向けになり、天井を眺めて午前中を過ごした。何をする気にもなれない。ただ天井を眺めているしかない。天井には面白いところはひとつもなかったが、文句は言えない。天井は人を面白がらせるためにそこについているわけではない。時計が正午を指したが、食欲はまったく起きなかった。バイクや車のエンジン音がまだ頭に響く。これほど本格的な二日酔いは初めてだ。

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